
ワイメア渓谷は、オアフ島のノースショアにある観光スポットです。
この施設は、もともとネイティブ・ハワイアンの聖地でした。そして、2008年からは、非営利団体Hiipaka LLCが保護、管理しています。
この施設では、川沿いの遊歩道を歩く散策を楽しめます。その道の要所要所に、ネイティブ・ハワイアンの遺跡が残され、見学できるようになっています。
また、その川沿いの道は、たくさんの植物に囲まれています。その植物には、ハワイの原生植物や絶滅危惧種など、貴重な植物があります。つまり、自然の植物園としても楽しめます。
この遊歩道の散策のハイライトは、その一番奥にある、滝です。遊歩道を進んでいくと、徐々にその滝の音が聞こえてきて、臨場感が高まります。
この滝の特徴は、プールのように広い滝壺があることです。一般的にハワイの滝壺は、遊泳することが禁止されています。バクテリアに感染するリスクがあるからです。一方、この施設の滝壺は、ライフガードの説明を聞いた上でならば、入れます。なので、ここでしかできないユニークな体験ができます。
この施設の遊歩道は、コンクリートで舗装されています。なので、ベビーカーで訪れても歩きやすいです。また、体力のない人向けの、乗り物があります。ので、シニアなど体力がない人でも、それに乗れば、滝まで行けます。
ハワイでのハイキングコースは、泥道だったり、砂利道だったり、足元に気を使うコースが多いです。その点、ワイメア渓谷の遊歩道は、舗装されているので、初心者でも歩きやすいです。
逆に言うと、ジャングルを抜けるようなハイキングを期待している人にとっては、簡単すぎて期待とは違う結果となります。