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平等院テンプル

平等院テンプル

平等院テンプルは、オアフ島の東側にあります。

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この建物は、ハワイへの日本人移民100周年を記念して建立されたものです。この施設は、バレー・オブ・ザ・テンプルズ・メモリアルパークの奥にあり、この施設まで続く道の途中には、所々墓地が見えます。その意味で、あまり軽々しい気持ちで訪れない方が良い場所です。

この施設の敷地内には、鐘もあり、お寺の境内の雰囲気があります。一方で、切り立ったハワイ特有の山を背景にしたその様子は、ハワイならではの雰囲気もあります。

この建物は、遠目で見ると平等院に本当によく似ています。ですが、実際に近づいて見ると木造ではなく、コンクリート製だとわかります。なので、木造のお堂を見慣れて日本人からすると、珍しい印象を持ちます。コンクリート製であるのは、ハワイの気候で木造の建物を作ると、湿気で傷みやすいことが理由としてあります。

この施設を訪れる際には、Aloha Buddaというドキュメンタリー映画を見てから訪れることをお勧めします。この映画は、ハワイにおける日系移民の仏教の栄枯盛衰について、取材したものです。

これを見ると、「ハワイの日系移民の歴史=ハワイに進出した日本の仏教の歴史」ということがわかります。つまり、日本人移民100周年を記念して、なぜ平等院テンプルが建立されたのか、ということが理解できるようになります。

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